ボークス製は1mあるので半分
植毛をするには、まず毛束を作ります。ボークス製は1mあるので半分、ノアドローム製は輪になっているので三等分にカットし、≒50cmの束にしてまとめておきます。まとめた束から5本引き抜き、まん中で二つ折りにして玉止めします。これで10本の毛束がひとつできます。植毛する時もう一度折るので最終的な植毛本数は20本になります。長さは11〜12cm。オビツ23でウエストあたりです。もっと長くしたい時はまとめた束から10本とって二つ折りせずに端を玉止めにした毛束を作ります。この毛束を100本位用意しておきます。
植毛以外の方法としては直接頭皮に髪を接着したり、ボアのような毛足のある布地を接着したり、また市販のウィッグを利用したり自分でウィッグを作ったり、といったアプローチもあります。ウレタンヘッドにはウィッグを使います。髪のモールドの入ったヘッドは塗装して仕上げます。
植毛のポイントとしては、生え際の始点と耳脇の終点を決めます。順次その中間、中間を植えていきます。このとき、2点間の直線上の中間ではなく、気持ち内側に湾曲したラインで行うといいでしょう。針を8割がた刺してから、毛束を針穴に通します。そのまま引き抜けば、結び目の方だけヘッドの内側に残ります。この加工はヘッドの裏から針を刺す事になります。当然、目指した場所にはナカナカ当たりません。力を入れていくと穴が開く前にソフビが少し盛り上がります。それを目安に微調整して下さい。多少穴あけの場所に失敗してやり直しても、ほとんどヘッドに影響ありません。
植毛に使う髪の長さを整えて、水にぬらし、一度に植える分を分けておきます。これは植えながら何度も繰り返します。分け目の所(前髪の生え際から1cmぐらいまで)をこれも先ほど作った植毛ヘアを使って1mm程度の間隔で外側から針を入れて植毛します。ここまでできたら、ヘアをタイバンドで軽く縛ってまとめておきます。こうすると、これからの植毛作業が楽になります。タイバンドはお菓子や小物の口を縛ってある針金の入ったテープみたいなものです。もちろんホームセンターで売っています。後は頭部中央から外周に向かって植毛していきます。すべて外側から針を通して結び目を作って引き戻す方法です。植毛済みのヘアが縺れないように適度にタイバンドで仮止めしていきます。
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